ざっくりまむが

古いのから新しいの、マイナーからメジャーまで、様々なジャンルの漫画感想書き殴り。ざっくりとですがネタバレしてるので注意。深い考察など難しい事は出来ません。笑 ※アフィリエイト広告を利用しています

分譲マンション内での狭い恋愛関係 『鈍色の箱の中で』 1〜2巻 ネタバレ感想

スポンサーリンク

高校生達の恋愛だというのに不穏な空気しか漂っていない恋愛漫画。笑

分譲マンション内での狭い人間関係を窮屈に思いながらもそこに囚われ続けている幼馴染たちの恋愛模様。読み出したら続きが気になる面白い漫画。

 

あらすじ

『鈍色の箱の中で』 篠原知宏 1~2巻

鈍色の箱の中で 1巻

鈍色の箱の中で 1巻

美羽、あおい、基秋、利津、悟の5人は同じ分譲マンションに住む現在高校生の幼馴染。
美羽は小さい頃から基秋がずっと好き。しかし基秋は同じマンションに住む年上のバイオリンを弾くお姉さんをずっと想い続けていた。
利津は幼い頃可愛らしい女装をさせられていた自分を唯一男だとすぐに分かってくれた美羽のことを特別に想っており、あおいと悟は天使のように可愛らしかった利津に憧れていた。
 
それぞれが呪いのような片想いに長年囚われ続けていて……。
 

ネタバレあり感想

美羽はなんとか基秋に自分だけを見て欲しくて、初めてを捧げます。しかしそこまでしても基秋の死んだ目にはバイオリンのお姉さんしかうつらない。一応付き合ってるのに美羽のこと眼中になし!
 
3巻に掲載されるであろう内容には、どうやらバイオリンのお姉さんも基秋に対して恋なのかは判断出来ないけど特別な想いというか思い出?があるっぽいこと判明で、気持ち悪っっと個人的には感じてます。バイオリンお姉さんごめんよ。笑
基秋と美羽のキスを見て若干ショック受けてるって。。どういうことなんだろ。
いい大人が小さい子供に特別な感情抱くか!?って思ってしまう。今はようやく高校生になったけどさ、集会室でしょっちゅう会ってたのは小さい頃の基秋なわけで。その頃の思い出を大切にしてるのは分かるけど、基秋が自分に憧れてるとか全てお見通しの上での行動だったのね、と。それでまだ自分を思い続けてて欲しかったのかな??自分は結婚や出産、離婚など色々と経験を経てるのに。
振った相手に自分をずっと引きずってて欲しいというような気持ちと似てるというか何と言うか。バイオリンお姉さんには今のところ共感できないなー。
 
美羽が全く幸せになれる気がしなくて不憫だなぁ。せっかく美少女設定なのに。利津もうチョイいい男になって美羽を正攻法で振り向かせて幸せにしてやってくれーい。
案外高校卒業して大学進学とかでこの狭い箱の中である分譲マンションを出たら、みんなそれぞれ新しい相手を見つけてアッサリと幸せになれそうだけれどね。
 
内容の雰囲気とかノリは全然違うけど同じマンション内での狭い恋愛って設定だけが同じ、『ホットギミック』って漫画があるのですが、こちらもオススメ!父親の社内での役職が生活にもろに影響する社宅に住む幼馴染の高校生達のゴチャゴチャした恋愛模様の漫画で、ドS男子が好きな方は大いに楽しめるのではないでしょうかー。ヒロインがあらゆるジャンルの男達にモッテモテです。そしてやや過激な描写ありです。
ホットギミック 1

ホットギミック 1

『9時から5時まで』を書いている作者・相原実貴先生の漫画です。石原さとみ主演でドラマ化されましたよね。この方の漫画、発売されているものは多分ほとんど読んでますが結構好きなんです。特に初期の方に書かれたのが好き。

 

、、と話が逸れましたが『鈍色の箱の中で』、ハッピーエンドになる予感が全くしないこの作品、どんな展開になっていくか楽しみです。

バイオリンお姉さんと基秋がどうにかなってしまって、お姉さん淫行で捕まるとか現実的なトンデモ展開があったりして。笑

次の3巻の感想はこちら↓

 

鈍色の箱の中で 2巻 (LINEコミックス)

鈍色の箱の中で 2巻 (LINEコミックス)

 
ホットギミック 文庫版 コミック 全6巻完結セット (小学館文庫)

ホットギミック 文庫版 コミック 全6巻完結セット (小学館文庫)

 
5時から9時まで(1) (フラワーコミックス)

5時から9時まで(1) (フラワーコミックス)