一度読んだら案外この雰囲気に嵌る人は多いのでは!?未亡人が高校球児に夕飯を毎日ご馳走する話なのですが心が温まる漫画です。
今月4巻が発売されるようなので楽しみにしてる人多数なはず!
あらすじ
『八雲さんは餌づけがしたい。』 里見U 1~3巻
八雲柊子はアパートで一人暮らししている未亡人。
ある日きまぐれで隣の部屋の、一人暮らしの高校球児である大和に夕飯をお裾分けする。玄関先で平らげる食べっぷりに柊子は餌づけ大好き精神がうずき、毎晩自宅に招いて夕飯をご馳走する事が日々の楽しみになる。
凄まじい食欲の大和に驚きながらも人に料理を食べてもらえる喜びをかみしめる柊子。
未亡人と高校球児の交流が餌づけを通じて始まる。
ネタバレあり感想
ひたすらもぐもぐ餌づけしてる漫画なんですが読んでいて2人の間の空気に癒される~。
料理はたくさん出てくるけれど、調理法などをうんぬん語る漫画ではないです。
食べてるだけでなくストーリーもきちんと進んでいて、大和の幼馴染の大和大好きな女の子が出てきて八雲さんを敵視したり、大和の妹が出てきて八雲さんのとりこになったり。笑
大和が所属する名門野球部での出来事も絡んできます。
大和はポーカーフェイスで何考えてるか分からないタイプなのですが、八雲さんの無自覚なフェロモンに大和がドキッとしたりする場面もありニヤニヤ。笑
でも変な下心とかはなくて、純粋にメシ食う!っていうとこがいいですね。
八雲さん28歳で大和は高1。歳の差的に恋愛面に発展するようなことはどうなのかな?
八雲さんは母性で大和にご馳走してる感じだし、そういうのを絡ませて欲しくない気もするようなしないような……複雑なところ!
八雲さんは大学の教授と結婚し死別しており、かの有名な『めぞん一刻』の響子さんとなんだか被りますが、性格は気性の荒い響子さんと違って穏やか。
響子さんに五代くんが現れたように、八雲さんが時折亡き夫を想って切なくなっているのを大和がモリモリご飯を食べて癒してあげて欲しい!
大和にご飯を作ってあげるという八雲さんにとっての生きがいが見つかって良かった♪
『八雲さんは餌づけがしたい。』はヤングガンガンで連載中。
八雲さんは餌づけがしたい。 3巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)
- 作者: 里見U
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2017/04/25
- メディア: Kindle版