『あなたがしてくれなくても』 42話の感想。
変わっていくみちに陽一の不安が募るお話。
前話41話の感想はこちら↓
ではざっくりとだけの42話あらすじ。
42話 あらすじ
休日に出来る女風にめかしこんで自習室へ行こうとしていたみちに、陽一は最近のみちの変化についてたずねる。
みちは自分の世界が変われば夫婦間で今までと同じような喧嘩にはならないと考えたことを話し、レスのことは一時休戦とみちは陽一に提案する。
みちは昇進試験に合格。同じく合格した同僚が新名とお祝いにご飯に行くから一緒にと誘われるがみちは断る。その様子を見ていた華に誰と1番お祝いしたいかよく考えるように言われる。
考えたみちは合格を知った陽一からの外食の誘いも1人で噛みしめたいからと断り、ひとり焼き肉で自分を祝う。
陽一はみちが自分から離れようとしていると感じ不安が募っていき、みちが誰かといるのではと考え……?
ネタバレあり感想
陽一勝手に不安になっていってますね。みちにぐいぐい来られてた時は拒絶しておいて、去られそうになると不安で仕方ないわけかー、本当に面倒臭い男だな。
怒れられているうちが華ってやつですよね。もうみちから何も要求されなくなって、何も言われないから見放されたと不安になってる。
今までの生活を捨てようとしてるのかと陽一はみちに聞くけど、完全に捨てられそうになってシュンとする犬。笑 でもあの旅行の日の出来事があっても何も変わらずそのままでいられると思っていた陽一の方がおかしいよ、普通に考えて。
今までの拒絶があるから今更陽一も夜にみちに素直に擦り寄れないだろうし。
対して、みち側の心境は、昇進試験のお陰でレスについて忘れることが出来ていたから、根本からは解決できていなくても呪いから解放された気がしてスッキリっていう。笑 吹っ切ってしまえば女は立ち直り早いもんね。
陽一はみちの浮気を疑いつつ、三島さんと浮気した自分はみちを責められる立場なのか?と自問自答してますけど、そこは責められるわけないだろーがと突っ込みたい。でも自分の浮気はバレてないわけだから隠してみちを問い詰めることが出来ると思うけど、陽一はそういうことをするほど腐ってなさそう。てか、そもそもみちは1人焼き肉してるだけだしね。
終わりそうな空気を出してたのが嘘のように話が動きだしてますね。掲載してるページも前の方になってきたし。
もはや新名さんは同僚のセリフで一瞬名前が出てきただけ……。
華ちゃんは新名さんを思い浮かべてみちに誰と1番お祝いしたいか考えるように言ったのに、みちはまさかの自分と1番祝いたいと1人焼き肉。ここで陽一って思えないのは結構夫婦として今後厳しいと個人的には思うんだけどな。家事とか陽一は頑張ったわけだから2人でって思うよね。みちは自分で気が付いてないだけで、陽一を同居人として一緒に生活していくという風な位置づけにしてスッキリしちゃったんじゃないかなぁ、とか思った。
ところで新名さんとこの家庭はどうなってるんだろう。楓生きてるかー。
続きは7月21日(火)発売号へ!
『あなたがしてくれなくても』 は漫画アクションで連載中。