『さぁ、ラブの時間です!』 13巻の感想です。
さぁ、ドロドロの時間です!笑
安定のポップな泥沼不倫ですが、どう落ち着くのかがだんだん見えてきた感じ?
1~12巻までのあらすじはこちら↓
あらすじ
『さぁ、ラブの時間です!』 上杉可南子 13巻
酒盛の妻・小夜子が瑞木の部屋を訪ねてくる。
酒盛と縁を切れと迫る小夜子に、瑞木は慰謝料は払うが今後酒盛に選ばれなくても自分が納得いくようにひとりで酒盛を待つと言う。
それを聞き激昂した小夜子は破水してしまう。
パニックになる瑞木だが小夜子にタクシーを呼ぶように言われ落ち着きを取り戻して従い、病院に一緒に付き添う。
病院にかけつけた酒盛は出産に立ち合い、無事元気な赤ちゃんが産まれる。
病院から帰ろうとする瑞木を酒盛は追いかけありがとうと伝える。瑞木は複雑な気持ちになりながら酒盛を抱きしめ、じゃあねと言って笑顔で立ち去る。
その頃、酒盛の親友・石田が小夜子の出産を知って……!?
ネタバレあり感想
ついにモンスター小夜子が出産しましたねー。
瑞木排除のために、酒盛との会話音声を瑞木に聞かせたり、小夜子は相変わらず強烈な性格してますね〜。
好きな人が別の女をベッドに連れて行く様子の音声とか聞かされたら心が死ぬわ。
小夜子からしたら瑞木の存在のせいで最初から夫に愛されなくて辛かっただろうから多少同情するけど。
でも先に不倫したのは小夜子だしなぁ。あと性格がね、性悪すぎるから読者からの心証がね。笑
まぁ、、好きでもないのに条件だけで瑞木を捨てて小夜子を選んで結婚した酒盛が一番の諸悪の根源なんだけどね!
出産に関する一連のゴタゴタで、献身的に世話してくれる瑞木に小夜子は少し気持ちが雪解けしたか?とも思っていましたが、14巻に掲載されるであろう64話を見る限り全然そんなことなさそう??
よっ!それでこそ小夜子!笑
瑞木は出産を機に、暗に身を引いたような感じになってるのかなぁ。
じゃあね、のシーンは意味深な空気で書かれてたし。酒盛も??と何か違和感を少し感じとってました。
酒盛に(妻を)ありがとうと言われてダメージ受けてたもんね。しかも夫婦で力を合わせて出産を乗り越えるとこを間近で見ちゃったら、、普通の血の通った人間ならお幸せにって考えて身を引くよねぇ。
そしてその傷心のタイミングでの脚本家としてのお仕事の躍進は余計なことを考える暇を与えずいい感じですね!
お仕事で会ってた浅井さんとか瑞木の相手にいーじゃん!笑 もう出てこないようなレベルの超脇役なんだろうけどさ、何か結構かっこいい。笑
瑞木が不誠実極まりない酒盛とハッピーエンドなのは、どうしても嫌だって拒否反応から無理くりなカップリングを考えてしまう……。
離れることを予感してる瑞木とは対照的に、酒盛はどのくらいの慰謝料養育費で小夜子と別れて瑞木と一緒になれるか算出中という。さすが紛う事なきゲス!
男は自分のお腹を痛めてないから産後まもなくても冷静にそんなこと考えられるんだろうな。女だったらとりあえずイテェとぐったりですよ。
んー、ここで再び石田出てくるかーと。正直存在忘れかけてた。笑
子供は酒盛と瑞木の障害にするための登場だと思ってたから、石田の子供の可能性は考えてなかったなー。
てか普通旦那の友達たちが産後病院にお見舞い来ないよなー。
スッピンだしいつでも授乳で乳出せるような状態だし悪露やら後陣痛やらで、もうめちゃくちゃな身体の状態ですよ。もう下半身激痛ですわ。
とても大して親しくない人間に見られたくない。
漫画の展開的に石田が赤ちゃんに会えないと話進まんから仕方ないけど。笑
そういえば石田は既婚者だった!別居中の妻子とはどうなってんだー!?
そろそろクライマックスっていう空気ですね、14巻か、最悪引き伸ばされても15巻で終わりそう?