『凪のお暇』25話、今回は慎二の出番一切な~し!慎二の新しく始まりそうな恋、気になってたのにー。
ざっくりとだけあらすじ。
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25話(5巻掲載内容) あらすじ
実家に代々伝わるぬか床を復活させることに躍起になっていてふと凪は気付く。また実家にたやすく引っ張られている事に。
自分の力で海へ行けて何かが拓けた気がしたのに、また元の自分に引き戻されたと落ち込む凪。
復活させたぬか床で作ったぬか漬けをお隣のうららちゃん親子に食べてもらい事情を話すと、うららちゃんママからドライブへのお誘い。
一緒にうららちゃんママの職場の業務用ワゴン車でドライブへ。どこかの広場へ連れて行かれ凪に運転をバトンタッチ。運転に自信がなく拒否する凪だが、運転してみると世界が変わったようですごく楽しくなる。
徒歩でしか行けない場所があるように自転車でしか、車でしか行けない場所もある。選択肢が増えると万能感で胸が沸くのを想像してみてと、うららちゃんママから言われ凪の胸が沸くのだった。
ネタバレあり感想
凪は新しいことを始めるとき、やらない理由を「でも」を羅列してやり過ごしている自分を振り返ります。新しいことは始めない方が楽だから、と。「でも」もうそれじゃだめだと自分を鼓舞します。
これって大半の人に当てはまる、耳の痛い話ですよね。私もドキッときました。やっぱり成功者って林先生の言葉どおり、あーだこーだ先延ばしや言い訳などせず「今でしょ!」なんだろうな。
凪はうららママからの金言で新しいことをする勇気を持ち、近々上京予定の母親との決戦に向けて自分なりのぬか床を作って新世界へと踏み出します。
他の人にとってはぬか床??という感じですが、凪にとっては小さい時から母親に強制的に押し付けられ続けてきたトラウマのような、いわば実家の呪いの象徴的なもの。それを母親に逆らった方法で作るって言うのは相当勇気がいること。
これ、私も毒親に小さい頃から色々なことを強要されてきたから気持ちすごい分かり過ぎて怖いっっ。大人になって1人で買い物をしていて、自分が気に入った商品を買おうとしていても、これは親に怒られそうなデザインだからやっぱり買わないでおこう、などとうっかり考えてしまう自分にハッとなったりするんですよ、恥ずかしながら。とにかくひたすらに親を怒らせないように言うことを聞くことが習慣となって骨の髄まで染み込んじゃってる……。数年前に親と距離を置いてからようやく呪縛から逃れつつありますけど、やはり未だに囚われてると感じることは多々あります。
凪が母親と対峙する決戦で負けないことを切に祈る!
ちらっとだけゴンが出てきましたが、ゴン緊張していたようで。笑 自分の中の凪に対する気持ちの変化に気付くのも時間の問題か!?
海へ行く時に知り合ったスナックの人達からの連絡で、新世界へと羽ばたく凪!新しい展開が始まりそうな予感~!
そういえばドライブの時にうららちゃんちが持って来ていた棒状のおにぎり「ぼにぎり」。これ運転中食べやすいしいいな〜。
検索してみたら「スティックおにぎり」として前から有名なんですね。全く知らなかった!「ぼにぎり」って名前の方がインパクトあって好きだな。笑
25話はエレガンスイブ2018年8月号に掲載されています!
25話は5巻掲載内容です。
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