海賊漫画の名作。以前紹介した『ウダウダやってるヒマはねェ!』と同じ作者です。この作者さまの作品、ほんと面白いのでオススメ多いです。絵がうまい分、ちょっと表現がエグイ時あるけど。
『ウダウダやってるヒマはねェ!』の記事はこちら↓
あらすじ
『フルアヘッド!ココ』 米原秀幸 全29巻(新装版 全19巻)
ココは海賊クレイジーバーツに憧れる孤児。親友のカフェルからピアスの片方を託されたことをキッカケにバーツの船に誘われ、海賊スイートマドンナのメンバーになり一緒にファルコン文明の謎を追う旅に出る。
キャプテンであるバーツは両手で剣を操り圧倒的な強さを誇る双剣のバーツ、船医であり博識なノーズ、賭け事にめっぽう強いバクチ、身が軽くすばやい動きでお宝をかすめとるミガル、人並み外れた腕力の操舵手ハルク、元殺し屋の剣士デッド、コックは女性のように整った容姿の元貴族ピートといった個性的な面々に混じり成長していくココ。
冒険を進めるうちにココは自身がファルコンの血を引くオールドブラッドであることを知る。同じくオールドブラッドである少女・ミルカと2人で化獣と呼ばれる生物兵器であるリスのアリスを操り兵器として使いこなし強大な力を発揮するようになる。
ネタバレあり感想
海賊漫画の名作『フルアヘッド!ココ』。最初は何も出来なかった少年ココがどんどんバーツや他の船員たちから色々教わり吸収し成長していきます。ココが守るべき存在、ミルカの登場やバーツの過去やココの生い立ちなどわくわくさせる展開が続きます。そして主人公ココが憧れるバーツが魅力ある男!もう1人の主人公という感じかな。
バトルシーンはバーツや他の仲間たちが圧倒的に強いというわけでなく、きちんと弱点があるからハラハラして逆にどう勝つんだろうとわくわくして面白い。
とにかく一言では語れないので面白いから読んでくれ!としか言いようが無いっ。笑
ウダヒマ同様に適度な恋愛要素もあり、女性でも充分楽しめます!
突然この記事を書こうと思ったのは、『フルアヘッド!ココ』の続編、『フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス』 1巻が発売されたので読んだから。
ココ達が大きくなっています。別冊少年チャンピオンで連載中です。
『フルアヘッド!ココ』は昔すごくはまった漫画だったし、同じ作者の『ウダウダやってるヒマはねェ!』も大好きだし、この『フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス』、期待して読んだのですが……。正直めっちゃショック!!
ミルカが……単なるモブ化してるーーー!!『フルアヘッド!ココ』のココとミルカはまだ小さいし明確に結ばれたりはしないんですけど、大きくなったらいい感じになるんだろうなという展開なんですよ。でもでも!まさかの続編で新たなヒロイン誕生でミルカが単なる1船員になってモブ化してるなんて。。。ココがミルカを守るために頑張り成長し、ボコボコに殴られて意識を失っても本能でミルカを守ろうとしてるシーンとか、、前作の感動の場面アレコレが台無しだろがーー!
『ウダヒマ』のアマギンっぽいキャラが敵のボスとして登場してるとか、もはやどうでもよくてミルカの扱いだけがすごく気になる!!
『ウダヒマ』の続編ではきちんとナオミたちはパートナー同士結婚してたのにな~。
『フルアヘッド!ココ』は昔買った沢山の漫画本で年とるにつれて、ほとんど手放したりした中でも、今の家にも手放さず置いてある漫画の1つでしたが、、、これを機会に全巻手放すかなぁ。場所もとるし。少年漫画だし、恋愛面は重視しないのかもだけど、ウダヒマとかも女でも楽しめるツボを抑えてくれてただけに、もう悲しすぎる~。
フルアヘッド!ココ ゼルヴァンス 1 (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 米原秀幸
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2018/03/08
- メディア: コミック
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