正反対の性格していて恋愛感も全く違う女の子2人が主人公のWヒロインもの。
この2人に男の子2人を加えた4人のさわやかな青春ラブストーリー。
あらすじ
『思い、思われ、ふり、ふられ』 咲坂伊緒 1~6巻
由奈は男子と話すのが苦手で、絵本の王子様が初恋という超奥手な女の子。対して朱里は恋愛経験も豊富で恋愛の駆け引きも知っている現実的な恋をしてきた女の子。
そんな2人が由奈の住むマンションに朱里が引っ越してきたことで友達になる。
由奈はリアル王子様な風貌の朱里の弟である理央と知り合い好きになる。
朱里と理央は親同士の再婚で姉弟になった為、血は繋がっていない。
そして理央は朱里に告白しようとしたその日に親同士の再婚を知り、告白できずに気持ちを抑えるしかなかったという秘密を持っていて、その事を由奈にだけ話す。
秘密を打ち明けてくれた理央に由奈は自分の気持ちを隠せず、ふられること承知で告白をしてふってもらう。
気持ちを切り替え友達として仲良くなる2人。でも由奈は理央を密かに想い続ける。
ある日、家への不満からプチ家出をした朱里だが、由奈の幼馴染である和臣が温かく気持ちに寄り添ってくれたことで和臣のことを好きになる。
朱里の和臣への気持ちに気付き、イライラが抑えられなくなった理央は朱里にキスをする。
理央は朱里が理央の気持ちを知りながら気付かぬフリをし、家族になる努力をしていたことを知る。理央は朱里の努力を無駄にしない為にふざけてキスした事にして謝る。
理央は由奈の夢を見たことがきっかけで急激に由奈を意識し出す。しかし理央の友達の我妻も前向きに成長していく由奈に好意を持つようになっていた。
和臣は朱里に惹かれていたが、朱里と理央のキスを目撃していた為、理央も朱里がまだ好きだと勘違い。
その為朱里からの告白を断り、友達の好きな人を好きにはならないと気持ちを消そうとする。
だが告白を忘れてくれと言う朱里に和臣はイラっとし、キスしてしまう。本当は両想いなのにすれ違う和臣と朱里。
そして由奈をめぐっての理央と我妻の三角関係はどうなる!?
ネタバレあり感想
由奈達の決着は本誌では既についています。まぁ、言わずもがな……です。
作者の咲坂伊緒先生の作品は、くっつく相手が最初から明白なので個人的にはあんまり読んでてハラハラとかドキドキしないんですよね。リラックスしてスラスラ読めるというか、とんでもない悪役も出てこないので心にダメージ負うことがないので読んでて楽!
『ストロボ・エッジ』も『アオハライド』も私は当て馬派だったので負け戦確定〜っと思いながら読んでました。笑
幼馴染ものが大好きな私としては、和臣と由奈にどうにかなって欲しかったんだけどなぁー。メインの4人全員が頭強打して記憶喪失とかでも起こらん限り幼馴染ラブ結末は無理ですね、これは。笑
そもそも和臣と由奈の幼馴染設定って必要だったのか?特に何の特別エピソードがないような。
和臣が天然な感じなんだけど、実は心に色々と抱えてる子なので、その辺りも今後スポットが当たるんでしょうね。今後も展開が楽しみな漫画です。
『思い、思われ、ふり、ふられ』は別冊マーガレットで連載中。

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