古い漫画ですが、この漫画は今まで私が読んだ少年漫画の中で多分1番好きなんじゃないかな。絵はクセがありますがとにかく上手い!チャンピオンで連載されていた作品なのでジャンプやマガジンに比べると知名度が低いかもですが恋愛要素もあり女性にもおすすめ。
あらすじ
『ウダウダやってるヒマはねェ!』 米原秀幸 全21巻
アキとナオミは幼馴染。2人はいつもつるんで悪さばかりしている。
そんな2人が東京の桜城高校に入学。成り行きで桜城の番長グループと勝負し、勝って打ち解け仲間になる。
その後2人の幼馴染アケミが桜城に転入してきた事がきっかけで、静岡の狂犬・天草銀(通称アマギン)と知り合い闘うことになりアマギンを倒す。全国で有名だったアマギンを倒した事で、東京桜城は名が知れ、全国の猛者から狙われる存在になってしまう。
ネタバレあり感想
1巻の始まりは主人公のアキとナオミはまだ中3なんですけど、話の展開もノリも私にはしっくりこなくて、正直なところイマイチだなと思ったんですよ。
でも読み続けてみたらどんどん面白くなってくる!4巻あたりで長野の蘭岳という敵との闘い編が始まるんですけど、その時には既に完全にド嵌りしてました。笑
なので読む場合は1巻で読むのやめないで欲しいですね。どんどん話が進む程キャラの味も出てくるし敵キャラも魅力的で面白くなってくるので!
蘭岳編が個人的には一番好きなんですけど、一番好きな場面は好きな女をナオミと蘭岳が取り合って闘うところですね〜!多分恋愛要素がなかったらここまで嵌らなかったかも。
基本ナオミがメインの回が私は好きでした。
アキは斜に構えた感じの頭脳派の男なんですけど、対してナオミは筋肉単純バカの熱い男。そんな熱いナオミの真っ直ぐな行動が泥臭くてかっこいい~~!
全国の猛者を倒していき名が売れていく2人なんですが、最後は危険な薬とか絡んできて死人も出たりし、高校生には手に負えないような大きな敵と対峙しなければならなくなります。
その最後の大ボス荒場凪との闘い編では今まで倒してきたヤツら総出演と、とても盛り上がりたっのしーっ!読んでてテンション上がりまくりでした。笑
RPGのゲームのように、倒した相手が仲間になっていき、パーティーが増えていく感じも個人的には私好みだったりします。笑
なので終盤は登場人物がかなり多いのに、全員のキャラが立っていて個性があるのでこれ誰だっけ?というキャラがいないのもこの漫画のすごいとこかなと思います。
絵も上手いので髪型変えただけっていうキャラの見分けがつかないなんていう事もない!
ちょっと屈折しているアキと正反対なナオミの友情も見所の1つ。この2人だけではなく、仲間全員の絆がかっこいいんですよ。現実にこんな人たちがいたら見た目がまず金髪とかなんで近寄らないとは思うのですが。笑
無料試し読み
ウダウダやってるヒマはねェ! 21 (少年チャンピオン・コミックス)
- 作者: 米原秀幸
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2013/02/22
- メディア: Kindle版
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