生徒と先生の純愛『先生！』全20巻ネタバレ感想

感想2号は旬のやつを。

といっても漫画自体は古いんだけど実写映画化が公開されるそうで。

女子高生響が教師の伊藤を好きになる話。かなり序盤で2人は両想いに。

意地悪な元カノが登場で策略通りに別れちゃったり、響にちょっかい出す後輩の渚が登場したり。

やーっと戻ったと思えば新たに先生に猛アタックする性格極悪の後輩登場〜〜と試練の連続。

響が超がつく真面目な子でいつも考え過ぎて大事な話を聞かなかったり言わなかったりで、すぐ全力で走り去って消えるっていう面倒な子。笑

先生は先生で言葉足らずなので想いが伝わりにくい。

なかなかしっくりいかない不器用な2人がかわいらしい。

伊藤先生に似ている最後の強敵イケメン藤岡君が響に接近で、先生は響の心が徐々に離れてしまうかもという不安から自ら身を引いてしまい響と別れてしまいます。

怒った響の親友の浩介が先生をぶっ飛ばしてスッキリした展開になるんだけど、浩介が本当にいい男。いい加減なようで言う事が的を射ている！

メインの2人のトラブルにプラス、親友の千草と渚、浩介と拗らせ女教師中島の恋、それぞれの受験や将来への葛藤、弓道部での青春も出てきます。

盛り沢山なので全然長さを感じず読めました。

私は文庫版で一気に大人買いの11冊読破。

先生と生徒の恋愛物って一歩間違うと犯罪じゃんよ、と抵抗を感じてしまいあまり好きではないのですが、『先生！』はキャラの気持ちの描写が丁寧で無理なく自然に展開していくので好きです。

最終巻はキャスト勢揃い。全20巻で案外これだけな事に驚き。これで飽きさせないんだから凄い。

実写映画のキャストを見てみたら広瀬すずと生田斗真なんですね。イメージ崩れるなぁ。

響はもっと素朴で純な感じだけどかわいいって女優さん探して欲しかったなぁ。

伊藤先生は電柱みたいに背が高いって設定だから、もっと身長高くて目が切れ長な感じの俳優が良かった。

生田斗真の身長知らないけど目がクリっとしたイメージだから個人的には伊藤じゃない！！

というわけであくまでオススメは漫画なので映画は見に行く予定なし。笑

ざっくりまむが