ブログタイトルに使った「まむが」。
これはツルモクの単行本読んで印象に残ってたので拝借させてもらいました。
なので感想1号はツルモク!
ネタバレあり感想
『ツルモク独身寮』 窪之内英策 全11巻
言わずと知れた窪之内英策先生の名作。
今はカップヌードルのCMのキャラデザインで有名ですよね。キキやハイジのシリーズの。
主人公正太が高校卒業後、上京し就職した先の家具メーカーの独身寮を舞台にした青春ラブコメ。
寮の同室の先輩、のぞきエロザル田畑さんイケメン杉本さんなど、主人公だけでなく周囲の人々の恋愛や成長も描かれる。
基本ギャグ漫画なんだけど、シリアスな場面も沢山ある。
正太は会社の歯車でありたくないともがく。けれど、歯車としての人生の立派さも先輩社員を通して伝えてたり。
ツルモクはサラリーマンが読んだらグッとくるものがあると思います。
絵も段々すごく綺麗になっていき読みやすい。
恋愛面としては、正太は女子寮の都会的な年上美女みゆきに恋するんだけど、田舎にともみっていう純朴なかわいい彼女を残してきてるっていう二股状態。
圧倒的ともみ派としては9巻は涙無くして読めなかった。
結局ともみは正太に振られるわけですけども。
ともみは序盤からずっとストーリーの隅っこに追いやられてますしね。
正太、貴様はズルズルと引っ張った挙句なんつー仕打ちを!もっと早く振れや!と腹が立ったもんです。
しかしながら高校生の恋愛の結末としてはリアル。
少女漫画で頻繁に発動する法則、余り物同士を唐突にくっつけちゃったよエンドが同郷の矢崎とともみに発動しなくて良かった。
まぁそういう漫画じゃないもんね。笑
平野ノラが杉本さんの恋人白鳥沢レイ子に似てるって言われてるみたいですね。
以前テレビのドッキリで平野ノラのプライベート映されてたけど、美人さんでしたよ。
レイ子になるのは仕事メイクのせいなんですかね。
まだ子供の時にツルモク初めて読みましたが、その時はレイ子さんのことキモイとしか思ってませんでした。←酷い
大人になって読み返すと、レイ子さんって前向きだし、かけてくれる言葉が優しいし1番中身がいい女って気付きました。レイ子さん当時はスマン!